あや相談室について

loneliness

10代後半の頃、「淋しい女は太る」という本を書店で見かけ、
そのタイトルにドキッ!としたっけ・・・。

昨日、漠然とした焦りや不安が出てきたときは、そんな自分に
「疲れているんだね」と言ってあげて・・・と書きました。

調子が良い時や嬉しいことがあったり時にネガティブなことを
考える人はあまりいません。でも逆に調子が悪い時や悲しいことが
あったときは、その前にすでに体や心が疲れて始めていることが
多く、当然ネガティブにもなりがちです。

ここまではまぁ、誰でもあることです。
ところが、この後に途轍もない不安や焦りに襲われる人は、
心の奥底に「淋しい」という不発弾 を抱えているのかもしれません。

この不発弾は、調子が良い時は心の奥底に静かに眠っているのですが
調子が悪くなると、うわ~っと浮上してきて爆発するのです。

ひとりぼっちだからとかじゃないんですよね。
家族といても、友達といてもこうなることがあります。
潜在的に淋しいんです。

*潜在意識・・・心の奥深い層に潜んでいる意識。
自覚されることなく、行動や考え方に影響を与える意識のことです。

カウンセリングにいらっしゃる方の中には、
幼い頃から淋しかった。でもそれを表現する術を知らなかった、
或いは表現しても無視された、否定された、許されなかった。
そもそも、「淋しい」という言葉を知らなかったという人もいます。

私もそうでした。
淋しくなると、いつも漠然とした不安や焦りに襲われ、それが怖くて
不快で、自分をいじめて気を紛らわしていた気がします。
それでも気が済まないと、なんでもいいから白黒はっきりさせたく
なって、自分が大切にしてきたものを全部捨ててきました。
そんな自分を更に責めることで否定することで、淋しさをごまかして
いたんだろうなぁ。

でも、当たり前だけど、そうしたところで満たされたり安心したことは
一度もありませんでした。
更に辛くなっただけでした(涙)

あの空虚感は・・・味わった人にしか分からないですよね。
というか、自分の辛さは自分にしか分からないです。
だけど、誰にも理解されないからといって、心を閉ざしてしまうと
この潜在的なマイナスの感情になかなか気づけず、ますます
翻弄されてしまいます。

最近、久しぶりに「淋しい・・・」って思うことがありました。
でも、あまりに久しぶりで、それに全然気づけず・・・。
いきなり何もかもを捨てたくなっちゃって焦りました(汗)
危なかった~!!
でも実際には、そうしたところで良いことは何もないことは
もう充分分かっているので、そうしたくはなるけれど、今回みたいに
寸止めできて冷やっとして終わりかな

で、昨日の書き込みに続くわけですが、
「こんな風に思うのは、自分が疲れているからだな! 」と思ったのです。
だから仕事帰りに、美味しいケーキでも買って帰ろう♪と
考えていました。

ところが、仕事の途中、つまりカウンセリングの途中に
クライアントのYさんがふと、「あの頃の私は淋しかったんだと
思います。だからあんなに過食がひどかったろうな・・・」と
つぶやいたとき、私も「あ、そうか 私も淋しかったんだな!」
って気づいたんです☆

いや~、なんともお恥ずかしい話です。
でも、正直な話、クライアントの皆さんとお話していく中で、
いろんなことに気づき、気づかされ、それをまたこうしてみなさんに
お伝えして・・・の繰り返しで今に至ったりします。

ちなみに、私の場合、淋しさの理由はもうどうでもいいんです。
過去をほじくり返すのは、若かりし頃さんざんやったし、
もういいんです。

とにかくまずは、今の自分の本当の感情に気づけたことで
ホッとしました。ここに気づけないと、どうしようもないので

あとは素直にその感情を受け止めるだけです。
口にするだけです。Yさんのようにね☆
「淋しいよ~!」とか「淋しかったんだよ~!」って。

何が辛いって、自分の気持ちが分からずに、他のことで
ごまかすことだと思います。
他のことでごまかそうたって、ごまかせきれないもん。
だから辛いんだもん。

ここからは、よくあるセルフメンタルケアーの方法です。

淋しいという感情に気づけたら、その淋しい自分を
自分の内側から外に取り出します。よっこいしょ。

出てきたのは、自分というよりも、他人というか、
小さい子供のイメージがいいかなって思います。
相手が自分だと思うと、無意識に厳しい態度をとってしまい
そうだから。

さて、
淋しくて震えている目の前の小さな子供(自分)を
あなたはどうしたら安心させてあげられますか?

大丈夫だよ♪と言いながら、その子(自分)の背中を
さすってあげましょうか。
何も言わずに抱きしめてあげましょうか。
「いつも傍にいるよ」と言って頭をなでてあげましょうか。

あなたが誰かにしてほしいこと、言って欲しいことを、
あなたがその子(自分)にしてあげてください。

こうしてあげていくと、その子を通して少しずつ、今のあなたの
心が癒やされてゆきます。
漠然とした不安や焦りに襲われても、その都度このメンタルケアーを
続けていけば、徐々に漠然とした不安や焦りに襲われることも、それを
怖がることも減っていきます。
そして、最後は、疲れても、そういう感情に邪魔されなくなっていきます。
もちろん、そこから生じる問題行為もなくなっていきます。

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