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廃人になった日

睡眠薬を全部飲んで横になった。
でも興奮していてなかなか眠れない。
そこに母がやってきた
私の様子がおかしいことにすぐに気が付いた
まだ寝ていないのに・・・(>0<)。 ゴミ箱に捨てた薬の空箱を見て、母はすぐに大学病院に電話した。 「はい、まだ起きています」母はそう言って電話を切った。 「行くよ!!」 二人で手をつないで近くの大学病院まで歩いて行った。 二人とも無言だった。というかあの時の私は 何も考えられない状態だった気もする。 「胃洗浄します。はい、そこに横になって」 胃洗浄って?起きている人にやるの? 口の中にチューブを入れられテープで固定。 横で看護婦さんが 「はい、500ML・・・はい、1L・・・」と言って どんどん水を入れていく。 私のお腹がどんどん膨れていく。 気持ち悪くなってきて吐いた。 それを何度も繰り返された。みんなが見ていた。 屈辱的だった。 医師も看護婦も何も言わない。誰も私の目を見ない。 医者が部屋の隅っこで母に言った。 「全部は出せませんでしたが もう大丈夫でしょう。でも量が量ですので脳に障害が 残るかもしれません」  帰り道、母は「そんなこと医者があなたの前で言うはずが ないでしょ!」と言った。 でも私にはそう聞えたんだ! 私は死ななかった。でも医師のこの言葉を聞いた瞬間 心が死んだ。  過食は止まらない。  寝かせてももらえない。  死なせてももらえない。  脳に障害が残るかもしれない。 母の態度が変わった。家族が変わった。 みんなが私を怖がっている。まるで腫れ物に触るような 扱いをするようになった。 何もする気になれなくなった。 すべてがどうでもよくなった。 短大も行かなくなった。 でも過食だけは止まらなかった。

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