あや相談室について

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学校に求めるもの

摂食障害に悩む方の生の声を学校関係者に伝えたくて、クライエントの方々に協力して頂き、皆さんの生の声をまとめてみました。
まとめていくうちに、すべての子供たちが抱えている「わかってほしい!」という切ない気持ちを、すべての大人に感じてほしくなりました。というわけで永久保存です。
(内容が似ているものは、そのうちの1つを掲載いたしました)

 *学校に求めるものとは*

●保健室に求めること。どんな子が来ても受け入れてほしい。例え授業をさぼっていている子でも。それが怠け心だけならばすぐに来なくなるのだから。保健室は生徒たちの癒しの空間であってほしい。学校にはここにか逃げ場がないのだから。(高3)

●勇気を出して担任に悩みをうち明けた。なのにすぐに親にちくられた。すごく傷ついた。親に言えないから先生に言ったのに。(中2)

●体の病についての理解はたやすく得られるのに、心の病はなぜ
こんなにも理解されないの?体の病(骨折した子とか)と同じ扱いを受けたい。(中1)

●久しぶりに学校に登校したら同級生はみんなよそよそしかった。でも担任の先生はすごくすごく喜んでくれた。悪い気はしなかった。放課後先生が勉強を教えてくれた。勉強はどうでもよかったけど、先生といろいろ話せて嬉しかった。(高1)

●3学期は全く学校に行けなかった。すごく太ってしまったから。でももう一度高3をやり直す気もなかった。親が毎日「どうするの!!」と怒鳴る。私だってどうにかしたい。気が狂いそうだった。でも結局卒業はできることになった。高1と高2の成績や態度を考慮してくれたようだ。今までずっと勉強だけしてきた。もう勉強なんてしたくない。でも卒業はできて良かった。(高3)

●保健室の先生へ、摂食障害になる前から保険の先生のところにはよく遊びに行っていた。親よりずっと信頼していた。私が痩せ始めた時、親は全く気がつかなかったのに、先生はすごく心配してくれた。学校には行きたくなくなったけど、保健室には行った。いつも先生は「内緒だよ!」と言って私にココアをつくって
くれた。食べ物のカロリーが気になったけど、先生の入れてくれたココアだけは飲めた。体が温まると心も温まるというあやさんの言葉に納得!(高3)

●なんでもかんでもグループになってやらされる。学校は嫌じゃない。でも私には仲良しの子がいない。だからいつも余る。自分は必要ない人間なんだって思う。(小6)

●高1の時リストカットしたところがすごく化膿してしまったんです。そしたらそれを見た隣のクラスの先生が(担任じゃないのに)学校が終わった後、私を病院に連れて行ってくれたんです。とっても怖い先生だから怒られると思いました。でも先生は何も言わなかった。言えなかったのかな?その後高校は退学してしまったけど、今でもあの先生、どうしているかなーって思います。(22歳)

●過食が止まらず学校に行けなくなりました。毎日先生や友達から電話や手紙が来ました。でも楽しそうで元気そうな、みんなの手紙を見ると辛くなってしまいました。「頼むからもう何もしないでほしい!」と母から先生やみんなに伝えてもらいました。その日からぱったりと誰からも連絡が来なくなりました。ホッと
しました。でもすぐに後悔しました。私は一人ぼっちになってしまいました。どうすればよかったのでしょう?(高1)

●中学校には毎日行っていました。授業が辛いときは保健室に行っても良いと言われていたので、よく保健室に行きました。保健の先生と一緒にせっけんの取り替えをしながら校内を歩くのが好きでした。医者は反対したけど、修学旅行にもいきました。いつも隣に保健の先生がいてくれました。とても楽しかったそうです。摂食障害のことは先生もお友達も知っていました。でも差別や居心地の悪さを感じたことは娘も私も一度もありませんでした。卒業するときにはみんなと一緒に給食を食べられるようになっていました。すべては保健の先生のお陰だと思います。先生は、主治医や私以上に娘のことを理解してくださっていました。
(高1の女の子のお母さん)

●不安でたまらない。うまく表現できない。でも言いたい。摂食障害への理解なんていらない。理解しようと思って理解できるものだとは思わないから。でも辛そうにしている子がいたら、ただただ側にいてあげてほしい。その子が落ち着くまで何も言わずに側にいてあげてほしい。なんとかしなくちゃ!とか、アドバイスしなくちゃ!なんて思わないでいい。なんとかしてほしいなん
て思っていないから。ただ辛い時、側にいてくれる人がほしいんです。それを先生に求める生徒は多いと思います。でも先生も忙しいし、これって無理なお願いなんでしょうね。(25歳)

●最近痩せたな!とか最近太ったな!ってみんなの前で、体型について言う先生がいる。すごく嫌だ。身体測定も嫌。みんなすごく細いから。(高2)

●保健室の先生に相談したらスクールカウンセラーのところに行くように言われた。カウンセラーに「健康そうじゃない?あなたなら大丈夫よ!」と言われた。私は元気なときしか人と会えないから、そう思われるのは仕方がないのかな(涙)。「もうここには来るな!と言われた気がした。その後生理がずっと来ていないことに気づき、保健室の先生にもう一度相談した。すぐに婦人科を紹介された。婦人科に行ったら「食べればすぐに来る」と言われた。「食べられないから悩んでいるのに」と保健室の先生に愚痴ったら今度は精神科を紹介された。その場で号泣してしまった。きっと私は、私という一人の人間と向き合ってくれる人がほしかったんだと思う。「悩んでいるなら、それ専門の病院へ行け!」ではなくて、悩んでいる辛さを今、この場所で共感してくれる人を探していたんだと思う。(大4)

●病気に悩み苦しんでるのだから、確かに先生と密にコミュニケーションをとれたらプラスになるかもしれませんが、まず病気になる前にそういう信頼関係が築けていないと、病気になったから・・・といって急にプライベートな相談をするのは難しいと思いました。やっぱり、健康なうちからどれだけ先生と仲良くなれ
ていたかが、ポイントだと思うんです。実際、私が相談した保健の先生は、病気以前にも友達関係の話やたわいもな話をよくしていましたから。あと、中学校の先生は高校よりもっと距離がなくて、初潮の時、生理用品の遣い方を教わったほど気楽な付き合いができてました。病気うんぬんの前に、病気じゃない子も問題を抱えてる子も、先生と気楽に話ができる環境が大切なのかなーと思いました。
そしたら、この子はそっとしといた方がいいタイプとか、この子は楽観的な意見を言ってあげた方がいいタイプ・・・とか、ちょびっとでも気付けることがあるんじゃないかなーっと。病院で初めて会った先生よりは、知っているのだし。
(25歳)

●心配そうな顔をするんじゃなくて、気軽にちょっと声をかけてほしい。(高2)

●特別扱い
○学校に行きたくなる、行きやすくなる扱い
×学校に行きたくなくなる、行きづらくなる扱い
(高1の女の子のお母さん)

●○か×ではない教育。点にはならなくてもいいから△もあげてほしい。○か×かの性質を持つ子には、△もあることを教えてあげる必要がある。(小学教師)

●昔は保健室があるから、養護教員が甘いから、だらけた生徒がますますだらけるんだ!と言われた。だがそれは間違っている。学校に行くことが当たり前とされている子供たちにとって、保健室は大切な逃げ場所だ。逃げ場所を無くせば問題が解決するのはとても思えない。保健室の存在の重要性をもっと認めてほし
い。保健室以外にも子供たちがホッとできるスペース(人、場所)があればもっと良いと思う。養護教員や栄養師の意見をもっと尊重してほしい。(元中学養護教員)

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